ねこやまです
我が家は兄妹猫2匹、つなとつぶが居ます。
素敵なご縁で3ヶ月の時に2匹一緒に引き取り、もうすぐ7歳になります。
あっという間にすっかりシニアの仲間入りです。
つな(茶トラ 小太りでどんくさい)
つぶ(三毛 私は女王)
いつの頃からか、つぶがグルーミングの際に
つなのヒゲをかじかじと噛んでいる事に気づきました。
滑稽なヒゲなし猫つなを眺めながら
「なんかまぁ元気出しいいや…」としばし放置しておりました。
8割「まあいいや」という気持ちと2割「心配」な気持ちのまま。
猫は歩行のバランスをヒゲで感知し保っていたり
細い神経が通っていたりと猫にとってヒゲはとても重要な体の一部です。
暗闇でもぶつからないで歩行できるのはこの為。
ペット雑誌や様々な記事でも「ヒゲはカットしないで」と
飼い主にヒゲの重要性を促しています。
そこで、猫の神様 服部先生に猫健康相談が出来る環境があり
興味本位で少し訪ねてみました。
東京猫医療センター院長 服部 幸さん
経歴
北里大学獣医学部卒業 2年半の動物病院勤務
2005年よりSyuSyu CAT Clinic院長を務める
2006年にアメリカのテキサス州にある猫専門病院
Alamo Feline Health Centerにて研修プログラム修了。
2012年東京猫医療センターを開院する
2014年 JSFM(ねこ医学会)理事
12年間、猫の専門医療に携わる。
著書もたくさんあり、事あるごとに名前を拝見する先生なので
猫を飼ってる方で知らない人はいないのではないでしょうか。
病院も私の故郷墨田区両国のお隣、森下にあります。
以下、ねこやまの恥ずかしい質問
我が家は兄妹2匹、多頭飼いです。
毛繕いの際、2〜3歳頃からあることが目に着くようになりました。
一匹がもう一匹のヒゲを短く噛みちぎってしまいます。
噛まれてヒゲなしになってる当の本人は至って元気で変わりもなく
過去に目立った病歴もありません。
ヒゲは猫にとってとても重要でカットするのは好ましくないと思い
この状態を続けさせて良いのか、
また、
親バカであり且つ、知識レベルの低さを物語っている恥ずかしい質問ですw
そんなねこやまに、服部先生は優しく丁寧に答えて下さいました。
日々激務な先生なのに、どんだけいい人なんだよ服部先生ェ・・・
以下、服部先生からの返信
よく猫のヒゲを切ってしまうと猫が病気になると言われますが、
またヒゲが無くても日常生活は問題ありません。
だからと言って故意にハサミで切ったり抜いたりすることは絶対に
ヒゲは切っても痛くはありませんが抜くと強い痛みを感じてしまい
一緒に生活している猫が他の猫のヒゲを噛み切ってしまうことがよ
ただそれで問題になることはほとんどありません。
試してみるとしたら、
噛み癖矯正用の苦い味の液体等
逆にその猫のストレスになってしまうかもしれません。
ヒゲを噛まれている猫がそこまで嫌がっていないなら
そのまま様子
噛み癖矯正用の苦い味の液体というものがあるのにびっくり。
決して嫌がってないし、ヒゲなしの滑稽な顔も可愛いからそのままにしておこう
と思える一言をいただく事が出来ました。
もっと知識を蓄えて、些細な変化も気づいてあげれるようになりたいですね